追わない婚活
婚活だけではない話しになりますが、お相手を追ってはいけませんよ。追ったところで何も報われません。
恋愛や婚活において、「気になる相手を追いかけてしまう」経験は、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。LINEの返信が気になって何度もスマホを見たり、相手と会いたいのに全く会う約束が決まらず、最終的には自分からばかり誘っているような気がしたり。。。
でも、そういった"追う恋"がうまくいった記憶って、案外少ないものです。と言うより、そんな恋愛は心が切ないですよね。自分が悲しい気持ちになります。
今日は、なぜ"追う恋"が長続きしないのか、そしてその先にある「本当に大切な人間関係」の築き方について、お話ししていきます。
「追う恋」が生まれる心理
人は、「手に入りそうで入らないもの」に強く惹かれると言います。心理学で「部分強化(インターミッテント・リインフォースメント)」と呼ばれる現象です。
たまに優しくされたり、たまに連絡が来たりすると、「もっと知りたい」「もっと振り向いてほしい」と心が引っ張られてしまう。
特に恋愛初期や婚活中は、「相手に選ばれなきゃ」という思いが強くなりがちで、無意識に"追いかける側"になってしまいます。
"追う恋"は、一見ドラマチックで情熱的に見えるとかも聞くのですが、正直全くドラマチックでもロマンティックでもありませんよ。
なぜなら、、、
- 主導権を失う
相手の反応ひとつで一喜一憂し、関係のペースが常に相手任せになります。
- 依存関係に陥りやすい
「好かれたい」という気持ちが強くなるほど、自分を押し殺して相手に合わせてしまい、無理が続きます。 - 魅力が伝わりにくくなる
「追われている」と感じると、多くの人は安心するよりも、むしろ逃げたくなってしまうもの。恋愛のバランスが崩れやすくなります。
恋愛も人間関係も「対等」が心地いい
恋愛でも婚活でも、そして友情や仕事でも、長く続く関係の鍵は「対等さ」ではないでしょうか。お互いが無理をせず、自分らしくいられる関係。それが一番心地よく、安心できるものです。
追いかけることで相手との距離を縮めたように見えても、それは一時的なものであり、やがて疲れやズレを生みます。
「追う」のではなく「選ぶ」
恋愛や婚活は、誰かに選ばれる場ではなく、自分が幸せになれる人を選ぶ場でもあります。
自分を大切にし、無理に誰かを追いかけないことで、むしろ自然と良いご縁が引き寄せられるものです。追っているあなたは幸せでしょうか?
愛される人は、追わない
"追う恋"を手放すことは、決して「何もしない」という意味ではありません。
むしろ、自分を大切にするという能動的な選択です。
焦らなくていい。頑張りすぎなくていい。
あなたがあなたらしく笑っていられることが、最高の魅力になるのですから。
自分が自然体でいられるお相手と恋愛・婚活をすることが、幸せな結婚への第一歩ではないでしょうか。心が悲しい思いになった人は、まず客観的に自分を見てみましょう。もう一度自分の幸せについて考え直す良いチャンスです。
幸せなを結婚目指して、楽しい婚活をしていきましょう!